●名前 ALE ●登録日時 02/21(水)16:59 パスワード 被写体としての時計(IWC) -------------------------------------------------------------------------------- フォーラムのみなさん、初めまして。ALEと申します。 いつも楽しく読ませていただいております。 さて、情報が古くて申し訳ないのですが、カメラ雑誌である「日本カメラ」の 2月号157頁にIWCのメカニカル・フリーガー・クロノグラフが被写体として 登場しています。 このコーナーは田中長徳さんというカメラマンの「つづる写真機」という作品 入りのコラムで、この月はアルパというカメラのレンズについて語られている のですが、そのカメラで撮った作例としてIWCが(恐らく田中さんご本人の時計 だと思いますが)掲載されているのです。作品名は 「2000年12月6日 午後3時21分39秒を示すIWCクロノグラフ(モデル3706)」 高層ビルのベランダの手すりに乗せた左腕にIWCがあり、逆光を浴びて光るベゼ ルや遠くにかすむ恐らく東京であろう風景が何とも良い感じに写っています。 よく見ると、クロノグラフ針が秒針として使われており(39秒を指しているの はクロノグラフ針なのです)、普段からクロノグラフを動かしっぱなしにして いるのが伺えます。そのわりには積算計が分針とずれていたりして、どうやら 完全に3針としてご使用されている感じがします。 時計雑誌には当然ながら様々な時計が載っておりますが、このようにカメラ雑 誌に作品の被写体として時計が登場することは、結構珍しいのではないでしょ うか。IWC好きの1人として、とても嬉しくなってしまいました。 それでは。 ●名前 まこと ●登録日時 02/22(木)15:44 パスワード re(1):被写体としての時計(IWC) -------------------------------------------------------------------------------- AELさんはじめまして。まことといいます。 写真の話題が出たのでカメラ好きが高じて写真にのめり込み学 生時代は写真雑誌などのコンテストマニア状態だった者として 話に加わらせて下さい。 >「2000年12月6日 午後3時21分39秒を示すIWCクロノグラフ >(モデル3706)」高層ビルのベランダの手すりに乗せた左腕に >IWCがあり、逆光を浴びて光るベゼルや遠くにかすむ恐らく東 >京であろう風景が何とも良い感じに写っています。  かつてはほとんどのカメラ雑誌を購読していたのですが、ここ 数年はご無沙汰しています。ですからAELさんがご覧になった 日本カメラ2月号も見ていないのですが腕時計に限らず柱時計や 置き時計、ビルの時計や時計台、などなど時計全般を写真のモチ ーフにするのって結構難しいです。  私も超広角レンズで自分の腕にはめた時計をデフォルメさせて 前景に写し込んだような写真を撮った記憶がありますが、出来映 えはいまいちでした。  当時のコンテストの選者が「時計を写すのは難しい。それは写 真を見る人が時計の中に写し込まれている時間を無意識のうちに 読もうとするため本来のテーマから視線がずれやすいためだ。」 と書いていました。この記事を読んだときは「本当かなあ。」と 疑いもしましたが、確かに風景の中に時計台や腕時計が映り込ん でいる写真を見せられると時間を読んでいる自分がいて「うーん この話、意外にあたっているかも。」と思ったものです。  また時計の広告写真も風防やケース、ブレスの映り込みを消さ なくてはならないのでかなり手間取ります。ですから時計雑誌な どに掲載されているコマーシャル写真も作品として見てしまいま す。コンテがしっかりしていてカメラマンやスタッフの苦労が読 みとれる写真というのはやはり訴えるものがあるように思います。 逆に手を抜いた写真はすぐにわかります。  以前雑誌で著名カメラマンがたぶん自分の時計をモチーフに撮っ た写真が特集に組まれたいました。それぞれのカメラマンの普段 の作風が思わずニヤリとしてしまう程はっきり出ていて「カメラ マンとして名を為すにはこれくらい個性が強くないとだめなんだ。」 と妙に納得したものです。  「時計と写真」おもしろいテーマですね。  まとまりのない文章ですみませんでした。