●名前 ノスタルジア義 ●登録日時 09/20(木)00:28 パスワード 雑感 -------------------------------------------------------------------------------- 上森さま お元気ですか? 時計のわび・さびの精進はいかがですか? とある雑誌に角型ムーブメント('40年代)で、バセロンとインターのムーブメント の写真が載っていました。どちらも非常に魅力的なムーブメントとでしたが、素人 の私にはどうもIWCに強くひきつけられてしまいます。 単純に美しいし、オーラを感じたからでした。 パテックも欲しいし、バセロンも欲しい。けれども、現在以前のIWCの気概を感じる のはJLCではないかなと、ふと今日感じました。 ●名前 上森 ●登録日時 09/28(金)03:31 パスワード re(1):雑感 -------------------------------------------------------------------------------- みなさん、こんばんは。 ノスタルジア義 さん、こんばんは。 お元気ですか? もう秋ですね。 ちょっと前、秋だと思ってたら、 もう一年たって次の秋がやってきました。 だんだん時間の感覚に、加速度がついてくるように思います。 そして、2001年。 激動の年ですね。 社会も、経済も、日本も、世界も、大きく変わりつつあると感じています。 わたしも今年は、思うところありました。 思うところあり過ぎて、人格に変化をきたしています。(笑) ノスタルジア義 さんは、いかがお過ごしですか? > 上森さま お元気ですか? > 時計のわび・さびの精進はいかがですか? 時計のわび・さび。 そうですね。 「時計とは何か?」 「時計とは哲学することのきっかけである」 との想いをますます深めるばかりでございます。 時計とは製品であります。 製品とは、誰かが造ろうと思って、 誰かが頭に思い描いたことを紙に書いて、 誰かが材料を用意してきて、 誰かが加工して、誰かが組み立てて、誰かがブランディングして、 誰かがアドバタイジングして、誰かが出荷して、 誰かが販売して、わたしたちの手元に届くものであります。 有名ブランドの名前なんかを聞くと、 まるで、確固としてそこに存在しているような気になります。 仮にもし、そんな有名ブランドに属している人がいるとすると、 他の大企業に勤めているのと同じように、 「安定した」「大樹の」「しっかりした」「認められている」・・・ といった、何ともいえない社会的安心感に包まれるかもしれません。 同じように、 そんな有名ブランドの製品を自分が持っているとした場合、 「これもってたら恥ずかしくない」「カッコイイ」「自分も認められる」・・・ といった、何ともいえない満足感にみたされるかもしれません。 でも、今、有力なブランド、 世界中に確固とした存在感を誇示しているブランドだって、 もとをたどって行けば、 誰か一人、もしくは少数の「意志」から 生まれてきているのではないでしょうか。 そしてその、こころざしがうまい具合に育って、 多くの人が集まってきて、組織となり、 ブランドとなり、存在感が生まれているのでは ないでしょうか。 だから、わたしにとって時計は、 「そこに確固として、物質として存在しているようで、  本質は観念的な産物である」 と感じるのであります。 あるいは、 「誰かの手紙である」 もしくは、 「誰かの文章である」 と感じるのであります。 そして、そんな観念的なものを、 実際に確固として存在していると思いながら、 いろいろと考え、語り合う。 これもまた、不思議で、 それでいて人間的で、素敵なことだと思うのであります。 というわけで、 毎日時計に接して生活しつつ、 ますます時計の概念、 ひいては、人の欲望、意志の力に、 思いを致す秋の夜長です。 > とある雑誌に角型ムーブメント('40年代)で、バセロンとインターのムーブメント > の写真が載っていました。どちらも非常に魅力的なムーブメントとでしたが、素人 > の私にはどうもIWCに強くひきつけられてしまいます。 > 単純に美しいし、オーラを感じたからでした。 > > パテックも欲しいし、バセロンも欲しい。けれども、現在以前のIWCの気概を感じる > のはJLCではないかなと、ふと今日感じました。 IWCに魅力を感じられたのですね。 どういうところがお好きですか? IWCがノスタルジア義 さんに語るところを お聞かせいただければうれしいです。 昔のIWCといえば、わたしは、そうですね。 やっぱり、キャリバー8541には惹かれます。 昔のドルフィンハンドの渋いデザインにも魅力を感じます。 ステンレスの革付のやつ。 いいですね。 この前、質屋さんでみつけて衝動買いしてしまいました。 ローターがグルグルいってる感覚が腕に心地よいです。 角型IWCといえば、ついこの間まで、 いい感じのデザインのを作っていたんですよね。 ちょうどIWCヴィンテージページにある http://www.iwc-japan.com/vintage/main.html の、中ほどのモデルに似ているのがあったのです。 数年前まで。 で、今は現行では手に入らなくなっているのですが、 角型を愛好している者としては入手しておけばよかったと 残念でなりません。 というわけで、またお話しましょう。 季節の変わり目ですので、お体ご自愛ください。 おやすみなさい。 ●名前 meetoo ●登録日時 12/02(日)02:02 パスワード re(2):雑感 -------------------------------------------------------------------------------- ノスタルジア義 さん 上森さん 今晩は&始めまして >「時計とは何か?」 >「時計とは哲学することのきっかけである」 少し違うかも知れませんが,自分の海外出張と入れ替わりにイスラエルから 空輸されたIWCを愛でながら、この時計は30年間、どの様な時を刻んでいたのだろう と空想を愉しんでいます。 リダンかもしれない(と思うほど美しい)ダイヤルと18Kのケースに収まった Cal.402は89ほどの名声はないかもしれないけれど、心地よい音がします。 かの地ではどんな使われ方をしたのでしょうね。 会食などの特別な時なのでしょうか。それとも日常的に使われていたのでしょうか。 さて、私はどんなTPOでこの時計を愉しみましょうか?