ジラール・ペルゴ

★1999'新作モデルのご紹介★


ジラール・ペルゴはスイスの北部、ラ・ショードフォンに本社があります。
同社の創始者、コンスタン・ジラールは19世紀末の万国博覧会においてその卓越した技で金賞を受賞しました。彼の時計作りに対する真摯でひたむきな姿勢は現在まで脈々と伝えられています。

研ぎ澄まされたデザインは工業製品とはかけ離れた芸術的要素を感じさせ、品質や精度を超えた'何か'を感じさせます。

複雑なクロノグラフ作りに強いメーカーで、代表作もクロノグラフが多いです。

1980年代に発表されたクロノグラフGP7000(1993年)は、大変に美しいデザインです。
また、一大ブームを巻き起こしたトノー型クロノグラフも、クラシカルでなおかつ新しさを感じさせる衝撃的なデザインでした。
フェラーリモデルは限りなくスポーツマインドを刺激する精悍なフォルムをもっています。

スイスの時計メーカーの中で、すべてのコンポーネントを自社で開発し生産を行う’トゥルー・マニファクチャー’と呼べるブランドはほんの数社しかありませんが、ジラール・ペルゴその数少ない1社です。
オリジナルのムーブメントを開発するために膨大な設備投資を行い、多くの労力と時間をかけて文字どおり精魂込めた時計作りを行っています。
ムーブメントを外注する企業には想像も出来ないような苦労でしょう。

中でも、自動巻きムーブメントGP3100(1994年)秀逸です。

確かな技術力に裏付けされたジラール・ペルゴのムーブメントは、ブルガリ、カルティエといった高級宝飾メーカーにも多数納入されています。