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18世紀中期のクォータリピータムーブメント
直径36.5mm,高さ14mm。
18世紀中期のイギリス製クォータリピータ。バージ脱進機,フュージ機構。
Thos Moore の銘。
針が紛失しているが白いエナメルにアラビア数字のアワー/ミニッツ表示。
「鬼」の彫刻や透かし彫りが施されたバランスコックの中央には 透明度の高いダイヤモンド軸受けがみられる。
また,バランスコック周辺部のテーパーがかかったレース調の彫刻が面白い。
画像ではわからないがダイヤルプレートがアンダープレートにバヨネット式で 固定されているのも興味深い。 |
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B.EDMUNDS作のイングリッシュ・バ−ジ・フュジ−
銀製のケ−スには1824年のバ−ミンガムのホ−ルマ−ク。
アウタ−・ケ−スは欠損。
ハンドは金色のスペ−ドハンドで中心がスケルトン加工されたタイプ。
ファイヤギルドのフルプレ−トム−ブメントにイングリッシュ・コック。
右に見えるブルスチ−ル製のディスクを鍵で操作する事により 反対側に見える指針が連動して上下する変わったレギュレ−タ−を持つ。
バランスコックの付け根には鬼の顔の意匠がついている。
ピラ−の形状はラウンドピラ−。
風防はオリジナルのブルズアイ。
インナ−・ケ−スのサイズは約50mmとかなり大きめのサイズ。 |
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EDWARD SCALES作のイングリッシュ・バ−ジ・フュジ−・ム−ブメント。
時計師名とム−ブメントの様式から1770年代頃のものと思われる。
文字盤はロ−マ数字の外周に5分単位のアラビア数字が描かれたタイプ。
ハンドは金色のビ−トル&ポ−カ−ハンド。
ファイヤギルドのフルプレ−トム−ブメントにイングリッシュ・コック。
ファイヤギルド製の作者名入りのダストキャップが付属する。
バランスコックの蓋石にはロ−ズカット・ダイヤモンドを使用。
付け根には小さいながらも羽根を持った鬼の意匠が付いている。
ピラ−の形状はスクエアバルスタ−ピラ−。
残念ながらケ−スが欠損していた為に、真鍮材より別作。 |
「撮影:HISASHI AKIMOTO」
「撮影機材:OLYMPUS CAMEDIA C820L 」 |