今年は、セミの鳴き声がなかなか始まらない夏ですね。
しかしながら、各デパ−トのワールドウオッチの広告を見かけ、そろそろ夏も終りが近づいて来てるなと感じております。
ワ−ルドウオッチでは、やはり輸入時計に眼が行きがちですが、「MIJ」いわゆる made in japan にも光るモノもあります。
今回、私のお気に入りは、「セイコ−・ブライツ」のメカニカルモデル。
手巻きのモデルが15万円。
自動巻きのモデルが14万円と以外にお手頃価格です。
どちらも革ベルトのみに成りますが、個人的には手巻きモデルが、お勧めです。
ケ−スは、セイコ−お得意のブライトチタン。
少々軽すぎる気も無くも無く・・・、ヨシトスルカ。
この時計の魅力の一つであるリュ−ズの巻き上げ具合。
良いですよ。
以前のセイコ−の一般品の機械式のリュ−ズの巻き上げとは、一味違う手巻きの感触。
また、15万という低価格帯にも拘らず、パワ−リザ−ブ機構付き。
そしてもう一つの魅力は、文字盤。琺瑯(ほうろう)のクロが、色っぽいんです。
しかも10気圧防水なので、気軽に付けれる機械式なのが、うれしい。
久し振りの大人の機械式時計の匂いする作品ですね。
あえて文句を付けるとすれば、もう少しベルトの質感がよければと言う点と、10気圧防水なんだから裏スケでない方が個人的には・・・位かな。
でも、本当に久々の国産機械式時計の製品だと思うので、一度何処かの時計売場でお手に取ってみてください。
しかし残念な事に、このブライツは、セイコーの一般品なので、クレド−ルやGSとは違い、おそらくワ−ルドウオッチの会場には、並ばないのかもと思います。
(この予想が当たるとしたら、非常に残念だな・・・。)
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